2008-04-13 [長年日記]
_ EndNote Web
Windowsで使っていた文献整理ソフトEndoNote XからデータをエクスポートしてEndNote Webでインポートした。が、MacのWord2008にはまだ対応していないらしく、インポート機能はお預けに。
2008-04-15 [長年日記]
_ fml
研究室で使っているMLツールのfmlの調子が悪くて「削除したメンバーにも送られているようです」という報告があったので、久しぶりにmlの設定ファイルを眺めた。が、よくわからずはまりかけたけど、membersファイルのほかにactiveというファイルがあり、どちらも更新しないといけなかった模様。解決。
2008-04-16 [長年日記]
_ 2カラム
"div sidebar"属性をつけてtdiaryを2カラムにしてみた。見やすいかも!
_ Acoustic and Auditory Phonetics
大学のゼミで輪講形式の読み合わせで読む音声学の教科書を購入した。
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_ 八王子のキャンパス
東京工科大での非常勤なお仕事1日目。研究室の顔合わせとPC、無線、プリンタのセットアップが中心でした。帰りは研究室長の先生に車で最寄り駅まで送ってもらいました。
2008-04-17 [長年日記]
_ 実験ガイダンス
お昼に学振の特別研究員応募のための書類作成ガイダンス。午後から学生実験のガイダンスで自己紹介。実験室でオシロスコープとディジタルマルチメータのチェック。お昼食べられなかったので16時頃おそい昼食。
2008-04-18 [長年日記]
_ [diary] 大雨と区役所
今日は大雨で混乱してそうだったので丸ノ内線経由で大学へ。最寄り駅には区役所が隣接してて、最近いろいろな手続きで訪れる機会が多いです。区役所の受付の方はとても親切でいろいろと教えてくれてありがたい。こちらも誠実に対応したくなってしまう。特に年金関係は人数の配置も多くて処理がスムーズな気がする。杉並区役所は好印象です。
_ [diary] MySQL大丈夫?
SUNに買収されたMySQLですが、有償版とコミュニティ版で分岐していく模様。さて、今後はどうなる?MySQL、新機能追加は有償版の「MySQL Enterprise」だけを対象に - Technobahn
2008-04-19 [長年日記]
2008-04-24 [長年日記]
2008-04-25 [長年日記]
_ [diary] アマゾンから
先日16日に注文したAcoustic and Auditory Phoneticsが届いた。速い。
2008-04-26 [長年日記]
_ [diary] 聴覚勉強会
土曜日は有志の聴覚勉強会だった。1年前から毎月続けていて、Psychoacoustics: Facts And Models (Springer Series in Information Sciences)という本を輪読している。じっくり進めているため、1年でやっと4章まで進んだ。毎回2次会があるのだが、今日は皆様都合が悪いようでナシになった。自転車で四ッ谷まできたが、夕方は雨が降っていたので電車で帰ることにした。かえる途中に中野のブロードウェイをブラブラして、商店街のお気に入りのパン屋さんBONで焼きたてメイプルメロンパンを頬張る。メイプルシロップでやけどしそうになるのはここのパン屋くらいだろう。夜は妻のリクエストでカルビクッパ丼を作った。最近テレビを見ないようにしているので時間が有効に使えている気がする。自転車疲れのため、寝床でGBAのゼルダで遊んだ後早めに就寝。
2008-04-27 [長年日記]
2008-04-29 [長年日記]
_ [book] 読書:理系のための人生設計ガイド (ブルーバックス)
書店で見かけた時、著者の名前を見て、「理系のための研究生活ガイド」の人だと思って立ち読みしたら面白くて結局買ってしまった。「研究生活ガイド」は今回の本の10年前に出た本で、留学したいときは言い回ると実現するなど。大学1年の時に読んで印象に残っていた。今回の本は10年の進化が見られてとても面白かった。
著者の坪田先生は「ドライアイ」の専門家で、医学・理工学に携わる人の立場で人生設計について述べている。この本では人生の設計の仕方を「バリュー」「ミッション」「ストラテジー」3つの項目で表していてこれらの項目を自分なりに考えることによって、何が自分の原動力になっているのかを(再)認識することができた。
著者は人生は「仮説」であるとして、自分年表を作って10年後までのチャートを作ることも進めている。そのうえで、研究を続けて行くためにいかにして資産を増やすか、という理系が弱そうな分野についても積極的に語られていて新鮮だった。「子供を育てる為に研究をやめて企業で働く」例は、とても他人事のようには感じられなかった。大学に残って研究を続ける為にどのようにしてお金を増やしていくかについて著者の経験も含めて書かれている。
「自分の出身大学で教授になるには」という、理系研究者にはとても興味のある切実な問題に、審査内容なども含めてかなり突っ込んだ舞台裏までもが赤裸々に書かれている。こんなに書いちゃっていいの?という印象も受けた。
研究者が研究資金をゲットする方法として一般的なものが、日本学術振興会に科学研究費補助金を申請することなのだが、申請者としての心構えのみならず、審査する立場としても申請書の書き方について図入りで的確にアドバイスしていて、わかりやすい。また、自分が大学で研究を続けていくための資金獲得の方法として会社設営やNPO法人の設立方法までにも言及している。
研究業績は論文の数で決まるのが一般的なので、謙虚にならないでノーベル賞目指して行きましょう、というポジティブなエネルギーが伝わってきた。余談だけど、著者によるとノーベル賞は「ファッション性」なのだそうだ。
前作の「研究生活ガイド」もそうだったが、全体として筆者の経験談が赤裸々にかつ謙虚に、かつアグレッシブに書かれているのでとても身近に感じられた。これから研究者を目指す大学院生はもちろんのこと、大学の学部生、先生方にも是非読んでもらいたい本です。
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2008-04-30 [長年日記]
_ [book] 読書: 福祉工学の挑戦―身体機能を支援する科学とビジネス
この本は福祉工学という、商売にしづらい分野でいかにビジネスモデルを考え出すか、という著者の伊福部先生の挑戦についてまとめた著書です。このように書くと下世話なように聞こえますが、筆者の福祉工学への誠実さがとてもよく伝わってくる内容です。例を挙げると、指先で音声を聞くという触覚ボコーダ、電気刺激を直接聴覚に送る人工内耳、人工網膜、九官鳥・腹話術師の声真似の研究から人工喉頭(人工の声帯)の研究に発展した話、バーチャルリアリティと福祉の関係、などなど、著者の試行錯誤がわかりやすく解説されています。世界での福祉工学の発展の歴史や日本での歩みなどが多数の参考文献、人物紹介で語られていて、研究の背景を理解するのにとても役立ちました。福祉工学が専門の方はもちろん、障害をお持ちの方、音に興味のあるかたには是非読んで頂きたい一冊です。
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