箱根
実行日 ) 1999. 3.18 〜 .3.21
出発(番人家自宅)から解散(番人家自宅)まで > 約200km(推定)


     とにかくみんなで何かしたかった。そんな思いから生まれた企画だ。
   すごい企画だった。出発の1週間前に箱根に行くことをきめ、3日前に
   宿をとって出発という、準備もくそもない企画だった。
 
 <18日:企画前夜  東京中野〜川崎>
     いつもながら番人は17:00〜22:00のシフトでバイトだった。22:00、
   バイト仲間に何気なく「今から箱根に行くんだ。」という。みんなは
  「行き先が上田さんらしい( バイト内で自分はおやじキャラになって
    いる)けど、ゆっくりしてきてくれ。」などといった。それから、何
   気なくチャリで行くことをもらすと、みんなが思考不能な状態になっ
   たので、それとなく家路につく。

     自宅で2号と待ち合わせ。川崎の1号宅に着き、明日に備える。就寝。
   AM1:30。

 <19日:初日  川崎〜箱根湯元>  
     AM8:40出発。神奈川県は切り通しなどが多いため、かなりの
   アップダウンがある。番人+トールハンマーは必死だ。幾多のアップ
   ダウンをこえ、湘南に出る。PM12:30。意外にあっさりここま
   できてしまったため、たっぷりと休憩を取ることにする。雲行きが…


左から1号2号湘南大橋にて。この時2号は蓄膿症だった。

     デニーズで食事をとる。1人が注文しおえるたび、「以上でよろし
   いですか?」と聞かれるのがうざかった。まあ、1人あたりが2食分は
   注文していたので、まとめて注文していると勘違いされても仕方がな
   い。日頃小食の番人でさえ、2000円以上食っているのだから、むしろ
   うざいと思ったのは、店のほうであろう。

     入店した時に小雨がぱらついていたので、雨宿りもかねて2時間い
   たのが間違いだった。大雨だ。すごいことになった。1号と番人は、
   あおいレインコートで全身を包み、顔だけ出すという「ドラえもんル
   ック」で爆走する。PM2:30。

     PM4:45、初日の目的地、箱根湯元の宿「かっ○天国」に到着。
   旅館の方に風呂に入ることをすすめられ、部屋に荷物を置き、風呂に
   向かう。1号2号以上に温泉好きの番人は、これが1番の楽しみだっ
   た。宿をとった1号2号の話しでは、ここの宿は露天がうりらしい。

     …時に現実は、厳しい以外の何者ではないものに豹変する。確かに、
   露天がうりなだけあって、露天はしっかりしていた。しかし、言葉の
   あやというか、なんというか、そこには露天しかなかったのだ。つま
   り入浴前に体を洗うには、外で洗わなくてはならないということだ。
   さむかった。厳しかった。

     フォローしておくと、この宿を責めているわけではない。ほかは十
   分にいいところだ。初日はこんなところで眠りにつく。

 <20日:2日目  箱根>  
     修学旅行時代からみんなの起こし役だった番人は、AM6:00に
   目が覚める。TVをつける。NHKにする。6時のニュース。中継地
   は箱根。おっ、今自分はここにいるぜとおもうやいなや、画面が全体
   的に白いことに気づく。まさか・・・番人はすばやく窓辺に行く。

   「カーテンを開けると、そこは雪国だった。」
                             (参考文献:川端康成「雪国」)

     2号を殴り起こす。2号はこれで起きる。2号も驚く。1号は起き
   ない。いつものことだ。

     でも関係ない。3人は山を登る。トールハンマーはきつい。所詮は
   補給物資運搬専用車だ。それでも、国道1号最高地点にたどり着く。
   PM1:00。


国道1号最高地点にて。この時は最高の気分だった。

     芦ノ湖につき、遊歩道に入る。途中から獣道になる。こうなると、
   2号のチャリはこげない。(タイヤが細いので、砂利道がきつい。)
   だが軽いし、2号のパワーを考えればなんということはない。番人も
   それにあわせトールハンマーを担ぐ。途中から疲れ、1号と共にチャ
   リにのってすすむ。こけて湖に落ちそうになる1号。ただ笑うだけの
   2号3号。なぞのダイイング・メッセージ「アブラチャン」もここで
   発見。


ダイイング・メッセージ「アブラチャン」。 隠された意味とは?

     途中で日が暮れ、くだりの山道は夜道となる。眼鏡がなかったので、
   みえないみえない。何とか宿に着く。PM9:45
  
 <21日:最終日  箱根湯元〜東京中野>
     早くも最終日だ。AM10:00、みんながいっせいに土産を買う。
   温泉といったら、まんじゅうだ。3人ともそう思ったので、3人が買
   ったまんじゅうの総数は、112個に及んだ。誰もかばんに入らない。
   2号なんかは、ごみ袋でかばんを拡張するほどである。そうなると、
   もってかえるには方法は1つしかない。トールハンマーのかごに搭載
   である。想像してみてください。まんじゅう112個をかごにいれ、
   箱根湯元から東京にチャリで帰る男の姿を。ピンクの象を想像するの
   に匹敵するであろう。


暖かく見守ってやってください。

     がんがんとばして帰る。行きで大体の距離感がつかめていたので、
   以外と帰りはあっさりしていた。帰りでもガストで大量の食事を食う。
   3人で6人がけのテーブルを、料理で埋め尽くしたさまはすごい光景
   だった。しかも、テーブル一つをライスでうめつくした。恐ろしい。

     町田あたりで、トールハンマーのかごから、まんじゅう1箱が落下。
   後輪でひく。8名のうち、3名が内蔵破裂で死亡。捜査当局はひき逃
   げ事件として犯人の行方を追走中。(今はもう時効。)

     梶ヶ谷付近で1号と別れる。彼の家は梶ヶ谷なので、もう彼の旅は
   終わりである。2号3号は更に東京に向かう。なお、この直後1号の
   チャリはパンクしたらしい。

     無事に家に着く。(途中2号の立ちションをはさむが)PM8:00。

     番人はこの後休む事無く土産を配る。そして次の日、1号が東京に
   来て、3人でバスケをしたことはいうまでもない。    



戻る