去る３月２０日、ボーリングオープン戦が行われた。今年を占うこの１戦に、
  報道陣も強く注目した。試合のほうは、はっきりと明暗を分ける結果となった。


 -２号、絶好調!「万全です。」-

    一番の注目はやはり２号の今年のキャンプだろう。大学２年が後少しで終わ
  ろうとしているときに、何を思ったかハンドボール部に入部。つまりは、調整
  は万全ということだ。

この日、２号は最速36km（12ポンド）をマーク。
終始34km前後をマークした。

      関係者からは、「手首の力以外番人を超えたんじゃないか？腕なんか、Ｎ
    ＢＡのカール・マローン選手みたいだったぜ。」という声も。この試合で、
    番人への借金もチャラとなり（１ピン１０円という相場である。）、今年の
    ２号は要マークである。


 -番人、結果でず。また故障か！？-

      一方の番人は苦いオープン戦となってしまった。例年通り、セブンイレブ
    ンでのキャンプをこなしての１戦だったのだが、キャンプ中痛めた肩が（原
    因は肩凝り）完治していないのか、予想以上に結果を出せなかった。

マウンドで呆然とする番人。

      球速も最高で27km(15ポンド）しかだせず、ストライクがない分、スペ
    アーでかせいでいく番人の緻密なコントロールもない。「背筋、腰痛を良
    くしてから、１から鍛え直さないとダメ。」と関係者も厳しいコメント。
   「フォームもバラバラだし、なにより集中力がね。」本人も、「開幕には
    間に合わせます。」とコメントしただけで、渋い表情だった。

試合後フォームのチェックをする番人。
開幕には間に合うのか？

 -解説-

      以下が、今回の番人のスコアである。

      故障だけではなく、体力の無さからも感じ取れるのは、前半からだんだ
    んとスコアが下がっていくというところである。メンタル面の弱さが顕著
    に表れたのが3ゲーム目。モーニ○グ娘がかかった瞬間、スコアはがた落
    ちである。モーニ○グ娘が大嫌いとはいえ、試合中ここまで影響を受けて
    しまっては、エース失格である。

      たとえ故障を治し万全で試合にのぞんでも、今の2号の状態は完璧に近
    いので、番人が苦戦する試合が今年は多いだろう。2号は、ガル○スのよ
    うに、集中力を欠いたり、舌を出して投球しない限り、今年は独走かもし
    れない。