「当たり前な時間」
自分が歩いた足跡は、一体誰が証明してくれるのだろうか 自分自身だろうか? どんなに大きな事を成し遂げても、どんなに小さな存在でも 存在そのものの価値は、きっと自分の隣に何気なくいた人たちが 証明してくれるのではないだろうか 大変な事をしていたって、していなくたって、自分がそれをしていると言う事実は、 息をするのと同じ位当たり前に、近くにいた人たちが明らかなものに変えてくれているのだ 夜、目を閉じて、自分の生きてきた今までを思い出してみよう 自分は一体誰に出会い、何を思い、どんなことをしてきただろう その時その時で、もし自分と同じ時間を共有した人たちがいなかったらどう言う心だったか考えてみよう まだ自分は、そのときの自分のまま存在しているだろうか 全く変わらない経験と思いを、果たして自分は抱いているだろうか 思っているだろうか もし、この世の中に自分しかいなかったら、幸せだろうか 何でも自分の思い通りにでき、全てが自分のものであり、世界は自分と言う存在なくしては成り立たない その世界の中で、自分の思い描く自分はどうなっているだろうか 分からなくて、果てしない事がたくさん、たくさん、たくさん この世の中にはある それでも、それを感じ、悩み、進み、立ち上がり、挑戦し、そしてまた新しいものを感じる その繰り返しがあって、その中に、小さな小さな結果を生み出して、それに一喜一憂していく メッセージは 「人を大切に」 当たり前すぎて気づかない事実に目を向けて 当たり前すぎてできないことに勇気をだして 当たり前の中に一緒に存在している自分を元気付けて そして当たり前のように人を大切にする 依存せず、自分の思いで、人を大切にする そして自分が、 自分の大切な人の 自分の大切な友達の 自分の隣にいる人の 何気なく隣にいる人になれたら きっと豊かな気持ちと幸せが訪れるのじゃないだろうか お互いにせっかく同じ今を生きているんだから Toru